公的年金保険
公的年金制度の内容と問題点について解説します。公的年金制度は以下の3つに大別されます。
- 障害年金制度
- 遺族年金制度
- 老齢年金制度
公的年金制度の問題点
老齢年金
退職年齢は60歳ですが、年金は65歳からでないともらえません。
※ 男性 昭和36年4月2日以降、女性 昭和4月2日以降生まれの方の場合
遺族年金
基本的に本人の親、男性はもらえません。
※もらえたとしてもあまり期待できない額と考えてよいでしょう。
障害年金
それぞれの給与水準にも寄りますが、一般的に、30歳、標準報酬月額(月の給与のこと)約30万円、厚生年金、障害等級1級でのケースで、月々約10万円ほどの支給です。
これを多いと受け止めるか、少ないと受け止めるかは人それぞれだと思われますが、働けなくなってしまった場合、10万円ほどの支給では生活するにはとても足りないと考えられます。
※この資料の記載内容は2006年1月25日現在の計算方法に基づいて記載しております。ご自身の年金額についてはお近くの社会保険事務所にお問い合わせ下さい。
参考文献:『知ってトクするあなたの年金』高橋書店より