高度障害とは
高度障害とは、以下の障害状態のことを高度障害と言います。「高度障害」という言葉は生命保険用語です。
- 両眼の視力を全く永久に失ったもの
※片目では該当になりません。 - 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
- 中枢神経系、精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し終身常に介護を要するもの
- 両上肢(腕や手のこと)とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 両下肢(脚部のこと)とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
- 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
※国の障害年金に該当する障害状態とは、内容は異なりますから注意が必要です。
生命保険は死亡だけでなく、病気及び不慮の事故により、これらの障害状態に該当することでも、保険金がおります。
上記の条件を見ておわかりの通り、この高度障害というのは、相当重症な状態です。両目の完全失明、下半身の不随で車椅子状態など、相当重症な状態にならなければ該当はしません。
しかし、元プロサッカー選手がこれに該当し、その後の生活が助かったという例もあります。