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緒外国の保険時事情

世界の保険事情はどうなんでしょうか?気になる方もいらっしゃるんではないでしょうか。このサイトは単なる保険見直しのための情報だけでなく、学問的なところにも入っていきたいと考えております。

ここでは諸外国の保険事情を見ていきたいと思います。

まずは、世界の保険料収入と日本の保険料収入を比較したグラフです。
保険料収入とは年間保険料のトータルのことで、例えば、ある世帯50万円年間で払っていたり、またある世帯は80万円年間で払っていたりと、そのトータルを計算したものが保険料収入という概念になります。

ようは、他の業界の売上に相当するものだと思ってください。保険会社はここから、人件費、支払う保険金などの費用を差し引き、残ったものを運用に回し、利益を得ているのです。

世界の生命保険料と損害保険料の推移

今度は世界保険料収入(売上)トップテンの国のランキングです。日本は第2位というところでしょうか。資料が古いので参考程度にご覧ください。現在でも大きくは変わっていません。

生命保険料収入の上位10カ国

続いて、BRICs(ブリックスと読みます)と言われる、現在もっとも勢いのある新興国の資料です。

Bはブラジル、Rはロシア、Iはインド、Cは中国です。共に共通するところは経済の急激な発展と人口の多さが特徴です。また、資源国、国の面積も世界有数です。

さて、このBRICsは保険会社にとって新たな市場として、もっともビジネス戦略上重要な国々です。これまで見てきたように、先進国での保険市場は飽和状態です。売るところがもう無いのです。

皆さんも、お気づきでしょうが、新たに保険に加入することはなく、たいてい今までのものを見直して、入るというのが主流となっています。現在日本の保険会社は他社をつぶしては新たに入れなおさせるという非常に無理な営業をしています。

そうした中、経済発展が著しく、人口も多く、保険市場もまだ未開拓なこのBRICsを攻略することに各国保険会社は躍起になっているのです。

BRICs各国の人口と面積

一人当たりの支払い保険料を表した表です。日本と比べると物価の違いはありますが、これから成長が見込まれるのがわかると思います。

BRICs市場の成長余力

最後に下の図は日本と比べた保険料収入の比較表です。日本と比べ、まだまだ保険会社の保険料収入は少ないので、これからの大きな成長が見込まれます。

BRICs各国の生命保険料収入の状況

このBRICsには成長フロンティアを求めて先進国の保険会社が参入を図ろうとしていますが、ブラジル以外の3国は近年まで外資に対する参入制限を行っていました。

3国は保険市場開放策を段階的に進めてきています。現時点で残っている外資参入制限は、

ロシア:外国企業の資本の合計を保険市場全体の資本総額の25%以内とする。外国資本が49%を超える保険会社は生命保険事業を行うことはできない(ただし、EU域内の保険会社の場合はこの制限の対象外となる)。

インド:外国企業は現地資本との合弁の形でしか保険事業に参入できない。外国企業の資本参加比率の上限は26%。

中国:外国企業は現地資本との合弁の形でしか生命保険事業に参入できない。生命保険会社に対する外国企業の資本参加比率の上限は50%。

しかし現在、こうした制限はあるものの、特に中国、インドに対しては、各国の代表的な保険会社が参入し、現地企業(従来からの強力な地盤を持つ国営会社や元国営会社もある)を巻き込んで激しい競争が始まっています。

参考文献:ニッセイ基礎研究所 レポート『生命保険料でみた世界の生保市場』より

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